宗教

進撃の巨人の世界でこれまで登場している宗教は壁を聖なるものとして崇める「ウォール教」であり、その幹部として司祭ニックが登場している。

彼らの教義として

・壁は神から授かった人知の及ばぬもの

・壁は神聖不可侵であり人間が手を触れてはならない

・祈れば巨人を撃退できる

といったものがあるが、このような現実的でない教えに対し兵団関係者からはことごとく嫌悪の視線を向けられている。

しかしながらそういった一見非現実的な主張の団体であるにも関わらず、王族を含む有力者たちの支持を基盤にここ5年ほどで勢力を拡大し、壁の武装の計画にまで口を挟める立場へ成長している。

女型の巨人が市内に出現した際には、祈れば巨人を退けられますと教会で説教を受ける信者があっさりと踏み潰され教義が単なる世迷言であることが明らかになるなど、作品を通して非武装で防衛を放棄するといった類の思想に痛烈な皮肉を浴びせている。

実際には教団幹部は壁が巨人の身体によって構成されていること、壁の構造物の内部に巨人が入っていることなどを知っており、それを教義でカムフラージュして「壁に手を触れるな」と喧伝していた。この事実と教団が王権とつながりを持つことは無関係ではなく、王政府もそれを知った上で教団の活動を支援していたことになる。

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