(28)選択と結果

結局、あれだけの大損害を出しながらも何一つ成果が得られないままエルヴィンは撤退命令を下します。

後のことが憂慮されますが今はまず生きて帰ることが先決です。

 

エルヴィンは何かを予見してリヴァイに補給を指示。彼には何が見えているのでしょうか。

ハンジの推論によると、超大型が消えた時中身が見当たらなかったのは、立体機動装置を使って逃げたから。

エレンは巨人化して戻るたびに憔悴し装備や衣服も破損しますが、それは練度の問題であり、もし慣れている者が自由に巨人と人間の姿を使い分けられるとしたら・・・?

そしてその人間が兵士の服と装備を身に着けていたら・・・?

 

エレンが正しい判断としたと褒めるペトラ。調子に乗るなと釘を刺すオルオ。

その様子を見てエルドは二人が初陣で失禁したことを持ち出しからかいます。

そこへガスを噴き出しながら近づく人影。起動がグンタと交錯します。

 

グンタはうなじを刈り取られ即死。敵です!

迎撃態勢を取るリヴァイ班。眼前には再び女型の巨人が現れました・・・!

 

エルヴィンは今回の教訓として、最善策では巨人に勝てない、全てを失う覚悟で挑まなければならないと痛感していました。

一方エルドはエレンを逃しリヴァイ班で女型を食い止めるのが最善策だと主張します。

ペトラの「私達が信じられないの?」という言葉に弱いエレン。リヴァイ班に後を任せて離脱します。

ここはさすがに踏みとどまって戦うべき場面だと思いましたが・・・。

 

さすが精鋭中の精鋭、巨人殺しの達人集団リヴァイ班。

女型の両目を鮮やかに潰し、視力を奪うことに成功します。

明確な殺意をもってさらに襲いかかる3人。腕の筋を切り、ガードが落ちたところで首を狩りに行きます!

が、視力が回復した女型がエルドに噛み付きます!まっぷたつに食いちぎられてTHE・END!

 

30秒も経っていないのに視力を回復した理由は、片目だけ優先して早く治したことでした。器用です。なんでもありですね。

やはり巨人は単なる生命体ではなく、中の人間が意思によってその性質をコントロールできる道具のようなものなのでしょう。

 

体勢が崩れたペトラ。女型の跳躍からの踏みつけでブチュ!THE・END!

怒りに燃えるオルオの渾身の一撃がうなじにヒット!が、硬質化した皮膚に阻まれます。ハイキックで撃墜されTHE・END!

 

ものの1分でリヴァイ班全滅。エレンは激しく後悔し、巨人化して女型に殴り掛かります。

はじめから協力していればあるいは・・・?

 

後からこうしていればよかったというのは誰でもできる、アルミンの言葉が重く刺さります。

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