(13)傷

街の一角、エレンたちから反対側の壁際に巨人たちが集められています。

そのお陰でエレンたちの周辺には巨人がいないのですが・・・トラブル発生!

巨人エレンが理性をなくしてミカサを攻撃しています。

 

右!左!渾身のストレート、完全に殺す気で打ってます。ミカサはエレンの顔に張り付いて説得、メガネの班長はほら見たことかと言いたげに作戦失敗の信号弾を撃ちます。

顔に張り付いたミカサを叩こうとしたエレンは自分の顔面を打ち抜き、頭部の上半分が吹き飛んでしまいました、そのままその場に倒れ込みます。

 

そこへ3体の巨人が接近!兵士たちは撤退を主張しますが、指揮官であるイアンはエレンの防衛を指示、彼に賭ける他に人類が巨人に勝つ方法はないと判断します。

目の前の危険から逃げていては前に進めない、今自分たちにできることは、可能性が低くても健気に尽くすことだと。自分たちにできる足掻きはそれだけだと。

納得はしないまでも、命令には従う他班の班長たち。エレンを守る戦いの始まりです。

 

イアンがミカサに「恋人を守るためだからな」と言った時、めずらしくミカサが頬を赤らめるシーンが見られます。

「・・・家族です」とうつむいて否定するのですが、このような普通の女の子が取るようなリアクションは珍しい・・・というか初めてです。

実の所、ミカサはエレンのことをどう思っているのでしょうか。エレンは「俺はお前の弟や息子じゃない」とミカサのベタベタぶりがちょっと気になるような言い方をしていました。

ミカサは皆の前でエレンを守る、離れないと公言はしますが、それはあくまで家族・命の恩人という建前の上であって、乙女チックな恋愛話になることはありませんでした。

まったく意識していないのであればイアンに恋人だと言われても真顔で否定すればいいのですが、顔を赤らめて目をそらすということはやはり少なからず意識しているとも取れます。

とりあえずエレンが他の女の子とベタベタしていたらどうなるのか、ちょっと興味ありますね。

 

さて、エレンは巨人の中で夢を見ていました。平和だったころ、家族みんなで笑っている夢・・・。

巨人の中にいる時、エレンは意識がないのでしょうか?

 

のんびりしている間に巨人が次々を集まってきます。どうやらエレンには人間以上に巨人をひきつけるホルモンがあるようです。

アルミンは昏倒したエレンに駆け寄り、彼を起こすために決死の行動に出ます。

「巨人の弱点部分からエレンは出てきた・・・これは・・・巨人の本質的な謎と恐らく無関係じゃない」

そういってエレンのうなじ、中心から少し左に刀を突き立てます。刀は巨人の中にいるエレンの左上腕を貫通!

巨人エレンは叫び声を上げます。必死に呼びかけるアルミン!しかしエレンの意識はまだ夢うつつ。起きる気配はないのでした・・・。

 

アルミンがいう本質的な巨人の謎・・・「つまり結局、巨人って何なの?」という問いかけですよね。

エレンは巨人のうなじから出てきた。

巨人はうなじを切ると死ぬ。

であれば、巨人の中には人間が入っている・・・?

 

3m級の巨人に人間がまるごと入るのは難しいと思うのですが、この場合は着ぐるみのようになっているのでしょうか?

でもそれならどこを切っても中の人体にダメージを与えられるはずですから、うなじだけが急所というのは不自然です。

巨人エレンと普通の巨人の違いはどこからくるものなのでしょうね。

 

 

「巨人の本質的な謎」とはなんでしょうか。

 

 

 

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