ユミル(ソバカスの隊員)

104期訓練兵団を卒業後、調査兵団。

登場してはすぐに死ぬ訓練兵にも名前が設定されている中で、数少ない氏名未詳者

・・・だったのだが、36話にてユミルという名前であったことが明らかになった。

 

長身痩躯・黒髪の少女で、顔にソバカスがある。クリスタと行動を共にしている場面が多く、時には過保護で偏愛的な描かれ方をすることもある。

実は104期の中でもトップ10に入れるほどの優秀な人材だったが、クリスタを憲兵団に入れさせるために何らかの工作を行って自らの権利を手放したとされる。

これは単なる友情や愛情だけではなく、クリスタの出自にまつわる秘密と関係していることをユミル本人が明言した。(37話・40話)

また進撃の巨人の世界で一般人には手に入らない海水魚を食べ慣れているかのような発言をし、ライナーが読むことのできなかった文字で書いてあるニシンの缶詰のラベルを読んでみせるなど、背景に謎が多い人物。

訓練時代はサシャに食べ物で恩を売り、それを利用してそつなく立ちまわる小ズルい様子が描かれたが、訛りを気にして丁寧語で話すサシャに対し「いいじゃねえか!お前はお前で!!お前の言葉で話せよ!」と、乱暴ではあるものの正面から向きあっている様子が伺えるなど、単なる嫌われ役ではない。

ウトガルド城の見張り塔で同期と共に巨人の群れに追い詰められた際、 絶体絶命の状況を逃れるためこれまで秘密にしてきた巨人化能力を行使。エレンやアニと同様、任意に巨人化でき人間としての意識を保つことができる人物である。

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